「なんで怒るの?」――娘みっこのひと言にハッとした日。感情的に怒るクセと向き合いながら、親としてできることを考えた体験記です。
- つい感情的に怒ってしまう理由がわからない
- 子どもにどう伝えたらいいのかわからない
- 親として、怒らずに接する工夫を知りたい
- 子どもの素直な言葉にどう向き合えばいいか悩んでいる
「どうしておとなはすぐ怒るの?」みっこの疑問にドキッ


「かかー、なんでおとなってすぐ怒るの?」
みっこが、晩ごはんのあとにふと放ったひと言。
その時、私はテレビを見ながら「もうおもちゃ片付けて!」とちょっとキツめに言った直後でした。

「まだ遊んでただけなのに、すぐ怒るんだもん」
その言葉に、ドキリとしました。
私は「注意した」つもり。でも、みっこからしたら「怒られた」記憶。
怒ってないつもりでも、声のトーン、言い方、表情…子どもには“怒られた”体験として深く残っているんですよね。
怒ってしまう親の本音と、子どもの視点のギャップ

親になって、日々思うこと。

「なんでこんなにイライラしてしまうんだろう」
- 朝、時間がないのにのんびりしている
- 何度も同じ注意をさせられる
- 部屋が散らかっていて余裕がなくなる
その裏にあるのは「ちゃんと育てなきゃ」というプレッシャー。
子どもの将来を考えるほど、目の前の行動に過敏になってしまう。
一方、子どもは「自分が悪いことをした」なんて思っていません。
まだ遊びたかった、楽しかった、それを邪魔された。それだけ。

「怒られる=ダメなことした、って思ってくれたら…って願望もあるけど」
実際は、“怒る”ことで何かを伝えたつもりでも、その背景や理由までは子どもに届いてないんですよね。
「注意=怒られた」と変換され、「また怒られるから言わない」「隠そう」という防衛反応になる。
そして悪循環へ。
感情的にならないために試してること

怒らない育児、なんて無理だと思っています。
でも、“怒りをぶつける”のではなく、“感情を整理してから伝える”ことはできる。
そのために我が家で試している工夫をご紹介します。
🎈その①:「いったんやめルール」
イラッとしたら、その場で対応せず一歩引く。
私は「お茶を飲む」「洗濯物を畳む」「別の部屋に移動」など、自分の気持ちを冷却する時間をつくっています。

「怒る直前って、自分の言葉が刺さるってわかってても止められないのが辛いよね」
🎈その②:「冗談丼」ルール
ピリッとしそうな空気のときこそ、あえて笑いに持っていくのが効果的。

「お風呂に入りなさーい!」
ではなく、

「入浴隊長、そろそろ登場願います!」
とか。ふざけて変換してみると…。

「わたし、にゅうよく隊長じゃないもん!」
って、ニヤニヤしながら動く。

「ちょろいな!小学生低学年よ。」
🎈その③:「感情の見える化」
ホワイトボードや紙に、かかの“感情メーター”を書いています。
- 🌞:機嫌よし
- 🌤:やや不安定
- 🌩:おこりそう!
みっこも見て「今日は🌤だから気をつけよう」と笑いながら見ています。
怒る前に予告があると、親子の距離も縮まる気がします。
その一言から気づけた、親子で育つこと

「どうして怒るの?」の問いに、私は完璧な答えを出せていません。
でも、それでいいと思えるようになりました。
親だからって、すべてわかっているわけじゃない。
子どもに指摘されて、自分の在り方を見つめ直すことも多い。

「一緒に成長していけるって、実はありがたいことなんだよね」
「怒ってしまった日」も、「ごめんね」と言えた日はプラスに変わる。
その積み重ねが、親子の信頼関係を育ててくれているような気がします。
みっこの名言コレクションと、日常に潜むヒント

実はみっこ、ふとした時に“ハッとする名言”をくれます。
- 「ママが大声出すと、心がビックリするんだよ」
- 「わたしが怒ったら、ママどう思う?」
- 「パパの怒る声は、かかの2倍!」
言葉を選ばずにストレートに伝えてくる子どもたち。
でも、その中に親として見落としていた大事な視点があることも。
“怒る”という行動を通して、実は親も“学び直し”をしてるんですよね。
まとめ・メッセージ(親しみやすく背中を押す)
怒らない親になれたら、理想。
でも、怒ってしまうことを責めないであげるのも大事。

感情って出るもの。だからこそ、あとでどう扱うかを大事にしたい」」
“怒ってしまった”あとに「ごめんね」って伝えられる親でいられたら、それはすでにすごいことだと思います。
子どもは意外と、ちゃんと見てるし、わかってる。
大丈夫。完璧じゃなくていいんです。
おすすめ情報(便利グッズ/参考リンクなど)
あとがき
今回の記事、実は最初ちょっと書くのがこわかったです。
「私、怒ってばかりかも」って自己嫌悪が強かったから。
でも書きながら、「あ、これはきっと、みんなもあるよね」と思えて救われました。
また読んでもらえたらうれしいです♪
コメント