子ども同士のけんかに大人はつい心配してしまうけれど、意外とあっさり仲直りしていて拍子抜けすることも。そんな日常の中で「考えすぎず、信じて見守ることの大切さ」を実感した出来事を紹介します。
- 子どもが友だちとけんかしたとき、どう対応すればいいか迷う
- つい心配しすぎてしまう親の気持ちを整理したい
- 子ども同士の関係に親がどう関わればいいか知りたい
子どものけんかに心配が止まらない!親のぐるぐる思考

けんかして帰ってきた、ただそれだけで心がざわつく
ある日の夕方、みっこがちょっとむすっとした顔で帰ってきました。

「今日は○○ちゃんとけんかした…もう遊ばない…」
この一言に、私(かか)の頭の中はフル回転。
- 何が原因だったんだろう
- 相手の子に何かひどいこと言われたのかな
- 明日学校行きたくないって言うかも…

「なんで?どんな風に?みっこは何て言ったの?」
と質問攻めになってしまいそうな自分を、ちょっと抑えながら話を聞いていました。
みっこはただ話したかっただけだった
でもみっこは、すごく落ち込んでいたわけでもなく、
話し終えるといつも通りに戻っていきました。

「明日、○○ちゃんに“ごめんね”って言ってみようかな」
そのひと言に、拍子抜けというか…

「あれ?私、心配しすぎだったかも」
って気づきました。
仲直りのきっかけは、ほんの一言の「ごめんね」

翌朝のドキドキをよそに…
翌朝、私の心の中は再びそわそわ。

「ちゃんと仲直りできるかな?」
「またけんかになるかな?」
なんて思いながら登校を見送りました。
でも、帰ってきたみっこはニコニコ顔。

「ちゃんと“ごめんね”って言ったよ。そしたら○○ちゃんも“ごめんね”って言ってくれたの!」
…え、早っ(笑)
あんなに心配していたのが、ほんとに一瞬で終わったことに拍子抜け。
でも、すごくうれしい拍子抜けでした。
子どもって、ちゃんと成長してる
喧嘩した時、親があれこれアドバイスしたくなるけど、
「自分で考えて、自分の言葉で仲直りする」って、
実は一番大事な成長のプロセスなんだなって実感しました。
親ができるのは「信じて待つこと」

「どうしたい?」って聞くと、ちゃんと考えてる
みっこに

「明日はどうするの?」
と聞いた時、
返ってきたのは迷いのない答え。

「自分が先に“ごめんね”って言ってみる」
子どもって、ちゃんと自分で解決しようとする力を持ってるんだな…と
改めて感じました。
- 「相手のせい」にしないで、自分から動けたこと
- 失敗もあるけど、次の一歩が出せたこと
この経験は、けんかのこと以上に、大きな自信になったと思います。
親の心配は悪くない。でも「手出ししすぎ」は注意
もちろん、親として心配するのは当たり前。
でも、「自分で何とかしてみよう」という子どもの気持ちを
無意識に止めてしまわないようにだけ、ちょっと意識しようと思いました。
みっこの「仲直り力」を育てていくには?

「けんかしても大丈夫」な安心感
みっこの中に、「けんか=もう友だちじゃない」じゃなくて、
「けんかしても、また仲良くなれる」って感覚が育っていること。
それが、何よりうれしかったポイントです。
- 親がガミガミ言いすぎず
- 失敗しても責めず
- 自分で考えて動ける時間を持たせる
この3つを、日々の中で大切にしていきたいなと思います。
まとめ
子どものけんかって、親にとってはドキドキの出来事。
でも、子どもは思っているよりもずっと強くて、しなやか。
「ちゃんと自分で考えて、動いて、仲直りできる力」を信じてあげるだけで、
ぐんと成長するんだなと感じました。
私もまだまだ心配しちゃうけど、
これからも「信じること」を忘れずにいたいなと思います。
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あとがき
みっこが自分から「ごめんね」を言えた姿に、私が一番励まされた気がします。
親の出番って実は少ないのかもしれない…ってちょっぴり寂しいけど、
子どもが自分で前に進む姿を見るのは、ほんとに誇らしい瞬間ですね。
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