音読タイムが毎晩のバトル…そんな「音読イヤ期」に悩む親御さん必見!
我が家の6歳娘・みっこも音読が大の苦手。でも、ちょっとした工夫で、まさかの「自分から読む!」に変わりました。この記事では、みっこが実際にやる気スイッチを入れた3つの方法を具体的にご紹介します。
この記事で解決する悩み
- 音読が苦手・嫌がる子にどう接したらいいか分からない
- 毎晩の音読がストレスでつい怒ってしまう
- 音読を「楽しいもの」に変える具体的な方法を知りたい
小1娘の「音読イヤ期」…なぜ毎晩バトルになるの?

「またこれ読むの〜?」毎日同じで飽きる問題

「え〜またこれ?昨日も読んだよ!」
小学校の宿題で出される音読、毎日ほぼ同じ文章。
大人から見れば「練習になる」けど、子どもにとっては単調でつまらない。
特にみっこは好奇心旺盛なタイプ。毎日同じ内容を読むのがすぐに飽きるみたいで…。
「ちゃんと読んで!」に反発…注意されるのがイヤ

「もう少しゆっくり!今の“りんご”が“りんごぉ〜”になってたよ!」
注意すればするほど、みっこはムスッとして無言に。
指摘が続くと

「もういい!やらない!」
と逃走する日もありました。
親の“ついイライラ”が子どものやる気を削るワケ
最初は優しく言ってたはずなのに、毎日の繰り返しで私たちもイライラ。

「どうしてちゃんと読めないの?」
と感情が出ると、ますます子どもは心を閉ざします。
正しく読ませようとする親の焦りが、子どものやる気を萎えさせる負のループでした。
「やりなさい!」を卒業!試して効いた“やる気スイッチ3選”

① ぬいぐるみ先生が大活躍!“ごっこ読み”作戦
ある日、何気なく言ってみました。

「今日の先生はこの“くま先生”で〜す。みっこさん、読んでみましょう!」

「え、くま先生?へんなの〜笑」
ぬいぐるみを手に持ち、ちょっとおどけた声で「読むように」指示。
すると…みっこはケラケラ笑いながら音読を始めたんです!
「誰に読ませるか」を変えただけで、子どもの気持ちはガラッと変化。
ポイント: ごっこ遊び感覚で“読む相手”を変えると、自主的になりやすい◎
② 1分チャレンジ!「タイムトライアル」でゲーム感覚に
時計が読めるようになった頃、みっこは「時間」への興味が高まりました。

「このページ、1分で読めるかな?タイマースタート!」

「まけないぞ〜!」
競争心を刺激すると、やる気スイッチが入るタイプの子には抜群に効きます。
もちろん最初は早口すぎて聞き取れませんでしたが、
「速さ」→「正確さ」→「表現力」と段階的にステップアップできました。
ポイント: ストップウォッチやキッチンタイマーなど“道具の導入”も◎
③ 声を録音→家族で聴いてみたら爆笑&やる気爆上がり
スマホの録音機能を使って、音読を録音してみました。

「今の声、録音してみようか!あとで聞いてみよう!」

「ええ〜!自分の声!?きいてみたい!」
録音を家族で聴いてみたら、みっこは…

「えー!私の声、ヘンすぎ!おかし〜!!」
大爆笑。
この「自分の声っておもしろい!」がモチベーションに。
録音で“音読を客観的に見る”習慣もつきました。
「音読って楽しいかも?」子どもの反応と変化

「くま先生と読む〜♪」遊び感覚でやる気スイッチON
ぬいぐるみとの“ごっこ読み”は今でもお気に入り。

「今日はパンダ先生でお願いしま〜す!」
ふざけながらも、しっかりと読み上げてくれる。
遊びながら学ぶ力、侮れません。
「昨日より速いかも!」と記録が自信に
1分チャレンジは記録更新ゲームに。

「ママ!今日52秒だったよ!昨日より早い!」
“成長が数値で見える”って、子どもにとっても分かりやすいみたい。
「自分の声って変~!」笑いながら練習する姿にほっこり
録音した声を聴いて爆笑したあとは、まさかの一言。

「明日はもっと上手に読んで録音しようっと!」
親の目線からしても、努力する姿が嬉しいし、なにより本人が楽しんでるのが一番。
それでもイヤな日はある!親も子も“逃げるが勝ち”

「1行だけでもOK」にして気持ちのハードルを下げる

「今日は1行読んだらもうOKにしよう」
そう声をかけると、みっこは逆に「え、じゃあ2行読む」と返すことも。
“やらされ感”をなくすには、選択肢を与えるのが効果的。
「交代読み」や「聞き読み」でプレッシャーを減らす
- 1行ずつ交代で読む
- 親が読んだあとにマネして読む「聞き読み」
この「手をつなぐ」スタイルが、安心感につながるようでした。
「今日はやらない」って決める勇気も必要だった
正直、「今日はもうやめようか」と言った日もあります。
でも、やらなかったからこそ「翌日はスムーズに読めた」なんてことも。
“続けること”より、“嫌いにならないこと”が大切かもしれません。
「正しく読む」より大事なこと。音読との付き合い方を見直そう

「うまく読む」より「楽しく読む」が目的
小学校の音読の目的は「流暢に読む練習」だけではなく、「声に出して読むことに慣れる」こと。
楽しい記憶とセットになることで、習慣化しやすくなります。
聞き手としての親の“リアクション”がやる気を左右する

「すごいね」
「さっきよりうまくなった!」
のひと言で、子どもの表情は変わります。
聞いてくれる人が「楽しそう」かどうか、子どもはちゃんと見てるんですね。
最後は「今日もがんばったね」で終われれば100点!
完璧じゃなくても、「声に出しただけでえらい」と思えたら、お互い気持ちよく終われます。
まとめ

「毎日やらせなきゃ…」
というプレッシャーで、親も子も苦しくなっていませんか?
ちょっとした遊び心や仕掛けで、子どものスイッチは驚くほど軽やかに入ります。
そして、何より「聞いてくれる人が楽しそう」ってことが、やる気の一番の源かも。
みっこのように、あなたのお子さんにもぴったりの“スイッチ”がきっと見つかりますように。
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あとがき
今回は「音読イヤ!」から脱出するために、我が家で試した3つの工夫をご紹介しました。
また来ていただけたら嬉しいです◎
それでは、今日もおつかれさまでした〜!
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