パパの子育てってこれでいいの?ととが見つけた“ちょうどいい距離感”

親の気持ち

子育てに積極的なパパほど、ぶつかる「距離感」の壁。「もっと関わって」と言われたと思ったら、「余計なことしないで」と怒られる…。
そんなととの葛藤と気づき、そして“ちょうどいい距離感”を見つけるまでの道のりを、みっこの成長とともにたっぷり語ります。


  • 子どもとの関係性に悩んでいるパパ
  • 子育てに関わりたいけど、やりすぎて失敗しがち
  • パパとしてどんなスタンスがいいのか模索中
  • パートナーと育児の分担・考え方の違いでモヤモヤしている

    パパが関わるときって、いつ?どうやって?

    「子どもはママに懐くもの」と思ってた

    最初、ととは子育てって「母親メイン」だと思ってました。

    とと
    とと

    「自分はサポート。オムツ替えと遊び係くらいかな?」

    でも、みっこが成長するにつれて、ただ「一緒にいるだけ」では済まなくなってきて…

    ポイント
    • ピアノの練習を嫌がる日が増える
    • 宿題を放っておいてゲームを始める
    • 朝の準備がだらだらして登校時間ギリギリ
    かか
    かか

    「ととももっと言ってよ!」

      と、かかからもプレッシャー。
      よし、じゃあパパなりに関わってみよう!と意気込んだものの…


      「良かれと思って」が逆効果!?ととの失敗談

      失敗1:注意しすぎて、みっこブチギレ

      とと
      とと

      「時計見て動こうね。今〇時だから〜」

      みっこ
      みっこ

      「わかってる!うるさい!!」

      口うるさいパパになってしまった。

      かかにも

      かか
      かか

      「それ、私が言うこと。ダブらせないで」

      と一喝…。

      失敗2:頑張ったのに「やりすぎ」と言われる

      週末に勉強タイムを導入したとと。時間割も作って準備万端!

      とと
      とと

      「これで完璧!」

      みっこ
      みっこ

      「なんでパパが決めるの!?やりたくない!」

      かか
      かか

      「計画するの好きなのはわかるけど、やり方が押しつけはだめよ」

      完全に空回り。


      ある日、自然な関わりができた“奇跡の夜”

      お風呂での何気ない会話がヒントに

      その夜、とととみっこはお風呂でゆっくり。
      いつものように「泡風呂ごっこ」で盛り上がっていたら、ふとみっこが言った。

      みっこ
      みっこ

      「ねえとと、今日ね、友達にちょっとムカついた」

      とと
      とと

      「へぇ〜、なんで?」

      みっこ
      みっこ

      「だって、わたしが描いた絵を“ヘン”って言ったの」

      とと
      とと

      「そうか〜、嫌だったんだね」

      とだけ返した。

      そしたらみっこ、そこからぽつぽつと今日の出来事を話し始めた。

      「答えを出さない」ことが信頼につながった

      以前のととなら、

      とと
      とと

      「気にしなくていいよ!」
      「言い返せばよかったのに!」

      と言ってたかもしれない。
      でも、この日はただ「聞く」ことに集中していた。

      みっこ
      みっこ

      「でもその子、あとで“ごめんね”って言ってくれたの。だから大丈夫!」

      子どもって、自分で整理する力を持ってるんだ。
      “助けたい”気持ちを抑えて“信じて見守る”ことが、親としての大きな一歩なんだと感じました。


      ととが実感した「パパだからこそできること」

      1. ママとは違う安心感をつくる存在

      かかは白黒はっきりしていて、日々のルールを守ることが得意。
      ととはちょっとぬるめ。たまに抜けてる。でも…

      みっこ
      みっこ

      「パパは怒らないから、安心する〜」

      我が家の役割
      • 叱る役:かか
      • ホッとする役:とと

        というバランスが、子どもには心地いいみたい。

        2. 小さな遊びが関係性を深める

        小さな遊び
        • 朝のハイタッチ習慣
        • 自転車の練習を“秘密の特訓”にして特別感
        • お風呂では“みっこ専属DJ”になってリクエスト曲を流す

          これだけで「パパといる時間、楽しいな」って思ってもらえる。

          3. 自分も楽しんでる姿を見せる

          子育てって「教えること」と思いがちだけど…

          とと
          とと

          「とともピアノ練習するわ!」

          みっこ
          みっこ

          「じゃあ一緒にやろっか!」

          こういう“横並びの関係”になると、自然に距離が縮まるんです。


          パパとしての成長は、「悩むこと」から始まる

          ととがこれまでに感じたモヤモヤたち

          モヤモヤ
          • 何をしても“余計なこと”と言われる気がする
          • やらないと責められ、やると怒られるジレンマ
          • 子育ての“主役”じゃない存在って、何ができるの?

            でも今なら言えます。

            とと
            とと

            「答えなんてなくていい。試行錯誤する姿を、子どもは見ている」

            完璧じゃなくていい。悩んでる自分も、子育てしてる“証”なんです。


            まとめ:パパは“脇役”ではなく、“裏ボス”

            ととは、今もまだ育児の途中。
            だけど、少しずつ見えてきたのは…

            パパは脇役じゃない。でも前に出すぎない“裏ボス”的存在”。

            • 普段は目立たず
            • 困ったときに出てきて支える
            • 子どもが安心して戻れる場所

            これこそが、パパにしかできない関わり方なのかもしれません。

            もし、今あなたが「この距離感でいいのかな…」と迷っているなら、
            その迷いは、すでに“いいパパ”の第一歩です。


            おすすめ情報(ととが本当に助けられたもの)

            📚 パパ育児に効いた本

            • 『パパ1年生』:ママ目線からの“お願い”がわかる名著
            • 『父親だからできること』:少し難しいけど深い
            • 『子どもが育つ魔法の言葉』:言い方ひとつで関係が変わる

            あとがき(ととのひとこと)

            子育てって、こたえがないからこそ、面白い。
            でも、面白いだけじゃなくて、悩むし、落ち込むし、すれ違う。
            そんなとき、少し引いてみると「これが親になるってことか〜」って思える。

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