小1のみっこが宿題に取り組み始めて数ヶ月。親がどこまで関わるかに悩んだ日々を経て、わが家なりの“ちょうどいい距離感”が見えてきました。この記事では、そんな「宿題と親の関わり方」について、我が家のリアルなエピソードを交えてお話します。
- 小1の宿題、親はどこまで手伝えばいいの?
- 「見守る」って、結局どうすればいいのか分からない
- 親の関わりすぎで子どもがやる気を失ってしまった
- 他の家庭のリアルな宿題事情が知りたい
宿題タイムに親はどう関わる?わが家のスタンス探しの旅

はじめての宿題、みっこと親の戸惑い
みっこが小学校に入学して最初の数週間は、宿題に対する「ワクワク期」でした。

「今日も宿題ある?ねえ、見る?えへへ〜!」
最初はこんな感じで、可愛く張り切っていたみっこ。でも、やがてそれは「ちょっとめんどくさい」に変わっていきます。

「お、今日も宿題か、さあ、やろうか!」

「あとでやる〜…」
この「あとで」が来ない。そして親のイライラが始まる。
「手伝いすぎ?」と悩んだあの日のこと
最初は私(とと)も「丁寧に教えてあげよう」と思っていました。が、気づけば、
- 字が汚い →「もっときれいに書こうか」
- 間違ってる →「それ違うよ、こうでしょ?」
と言葉をはさんでしまい、みっこのやる気がみるみる消えていったのです。

「もういい、やらないっ!」
あの時、

「あ、これは手伝いじゃなくて邪魔になってる」
と痛感しました。
宿題中の親の距離感、どうやって決めた?
その日から、「教える」ではなく「見守る」ことにシフト。でも、じゃあ見守るってどうすれば?と悩みました。
結論から言うと、わが家では “呼ばれたら行く”“目と耳は宿題、口はチャック” 方式に落ち着きました。
- 近くで同じ机に座って読書
- 声をかけられたらリアクション
- でも答えは言わない
少しずつ、みっこも「自分でやる」ことに慣れてきました。
ととの関わり方:やさしさが裏目に?“つい口出し”パターン

やる気を引き出すつもりが空回り…
「応援したい」「うまくできるようにしてあげたい」という気持ちが先走って、ついつい口を出してしまうのがととのクセ。結果、こんなことに。

「ここさ、もうちょっとこう…」

「やだ!自分でやるの!!」
頑張らせたいのに怒られて凹むとと。あるあるです。
みっこの「自分でやる!」にタジタジのとと
ととは「じゃあ自由にやってみて!」と言いつつも、ちらちら宿題を見るのをやめられません(笑)。

「(あっ…違ってるけど…今は言わない…)」
我慢も学び。親も修行です。
「見守る」と「ほったらかし」の違いに悩む
見守る=放置、にはならないように気をつけました。ととの場合、
- うまくできたときは「がんばったね!」とひとこと
- 間違っていても「どう思う?自分で見てみようか」と促す
正解より「気づき」を大切にする方向へ。
かかの関わり方:サポート上手な“ひと声マジック”

保育園ママの観察力が活きた!
かかは保育のプロ。子どもが「やる気をなくすポイント」を見抜く力がピカイチ。
- 疲れてる日は宿題の前におやつとおしゃべり
- 苦手な箇所は「昨日より上手になってるね」と声かけ
これがみっこには刺さる。
「いま集中してるね」共感でやる気UP
かかはこんな言葉をよく使います。

「すごいね、黙ってこんなに集中して書けたの、初めてじゃない?」
褒めるというより、「事実を伝えてるだけ」 なのに、みっこはドヤ顔で続行(笑)。
やり直しの声かけにも工夫あり
ダメ出しにならないよう、やり直しが必要なときは…

「これさ、先生が見たとき“がんばってるね”って伝わるかな?」
みっこ自身が見直すようになり、「書き直してみる」と自主的に行動できるように。
うまくいった日・うまくいかなかった日、どっちも大事

「泣いちゃった宿題の日」も、宝物のひとつ
一度だけ、宿題がうまくいかず号泣した日がありました。悔しさと疲れと「間違えたくない」が混ざった日。
でもその後、お風呂の中でこんな言葉が。

「明日はがんばれるかも」
成長の種がちゃんと植わっていたんだと実感。
「今日はひとりで全部やった!」成長の瞬間
そしてある日、私たちが台所でバタバタしていた夕方、突然…

「宿題、おわったよー!」
親を頼らず完了したことが何よりの成果。間違っていても、その自主性を全力で褒めました。
親も“できたこと”を見つけてあげよう
つい子どもの間違いに目が行きがちだけど、「今日も机に向かった」「1文字書けた」だけでも拍手したい。
- 間違えても消さずに最後までやった
- 「もうちょっとやる」って自分から言えた
- 親が怒らずに見守れた(笑)
わが家の答え:その子のリズムに合わせて、見守りつつ応援

正解はひとつじゃない。日によって違っていい
その日その時の気分、疲れ具合、内容の難しさ…みっこのペースは毎日違う。それを見極めるのも、親の大事な役目。
声かけのパターン集&NGワードまとめ
【わが家でよく使う声かけ】
- 「ここまでできたね!」
- 「集中しててすごいね」
- 「もう少しだけがんばってみる?」
【NGワード】
- 「なんでこんなの分かんないの?」
- 「早くして!」
- 「また間違えてるじゃん」
親も自分にやさしくしてOK!
完璧な親なんていないし、イライラしない日もない(笑)。でも、子どもと一緒に成長すればOK!

「今日はちょっと言いすぎたかも」

「じゃあ、あしたはやさしくしてね♡」
この会話で、また少し歩み寄れた気がします。
まとめ
宿題は「こなすもの」だけじゃなくて、親子の距離を測るバロメーターでもあると思います。つい手を出したくなる気持ち、すごくよく分かります。だけど、「自分でできた」っていう経験は、子どもにとってとっても大きな自信になるんですよね。
あなたのおうちの“ちょうどいい関わり方”が見つかることを願っています。
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あとがき(筆者の感想・次回予告など)
宿題、いまでは「みっこの一日を知るきっかけ」になっています。
次回は、「習い事と宿題のバランスどうしてる?」について書く予定です。
ぜひまた遊びに来てくださいね〜🍀
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